習近平主席、ドイツ首相と会見
新華社 2024-04-16

中国の習近平国家主席は16日午前、
北京の釣魚台国賓館でドイツのショルツ首相と会見した。

中国の李強国務院総理は16日午後、中国を公式訪問した

ドイツのショルツ首相と北京の人民大会堂で会談した。

これについてNHKは以下のように報道しています

ドイツ首相「習主席にロシアへの影響力行使求めた」
2024年4月17日

中国を訪れていたドイツのショルツ首相は16日、

現地で記者会見を開き、

ロシアにウクライナ侵攻をやめさせるため、

習近平国家主席に影響力を行使するよう

求めたと明らかにしました。

また、中国との経済関係については

過度な依存の解消を目指しながらも

今後も重視する考えを強調しました。

ドイツのショルツ首相は16日、

中国 北京で習近平国家主席や

李強首相と会談した後、

李首相と共同会見を開きました。

ショルツ首相はウクライナ情勢をめぐり

「プーチン氏がこの悲惨戦争を

終わらせるよう、習主席に影響力を行使するよう求めた」と述べ、

ロシアと関係の深い中国にさらなる行動を求めたと

明らかにしました。

このニュースからは

ウクライナ戦争におけるドイツの窮状の深刻さも

伺えます

ドイツが中国に頼らざる負えない理由としては

米国が徐々にウクライナ支援から

手を引いている実情が影響していると考えられます。

そんなドイツですが国内の問題も山積しているようです

2024年日本を抜いてGDP世界第三位に躍り出たドイツ

果たしてその真価はいかほどのものなのか

ドイツ在住の作家

川口 マーン 惠美氏が

PRESIDENT Onlineに寄稿した

内容からドイツの現状を探ってみたいと

思います

川口 マーン 惠美

経歴
日本大学芸術学部音楽学科卒業後、ドイツで学び、
複数の著書を出版している

PRESIDENT Online

ベンツ、BMW、VWが”ドイツ脱出

世界有数の優良企業がドイツ国内から次々と逃げ出す

残念すぎる理由

これ以上環境左翼に振り回されてはたまらない

以下記事概要から

1.

CDU/CSUとAfDの支持率

世論調査で、CDU/CSUが29%で1位、AfDが22%で2位となっています。

どちらも野党です。

与党の支持率

ショルツ首相の社民党は16%で過去最低、

緑の党と自民党はそれぞれ

14%、6%の支持率です。

政府の政策批判

政府は左翼イデオロギーに執心し、

多くの国民が重要と思わない政策に

集中していると批判されています。

経済状況と企業の海外移転

ドイツの景気は悪化しており、

優良企業が国外に脱出している状況です。

ここまでの重要なポイント

現政権はドイツを脱産業に導いており、

ショルツ首相は前政権の政策にも

関与していたため、

責任をなすりつけることができません。

また、エネルギー危機の最中に

原発を停止させたことで、ドイツは高価な

電力を輸入せざるを得なくなっています。

 

2.

内需に力を入れてこなかったツケがきている

 

電力輸入の記録を更新

8月にドイツは6505ギガワット時の電力を輸入し、

記録を更新。

産業の立地条件が損なわれた。

 

産業の流出

政府の政策により自動車産業を含む産業が国外に移転。

経済・気候保護相は産業立地の保護を訴える。

 

インフラの老朽化

道路、橋、鉄道の改修には2030年までに

3720億ユーロが必要。

 

教育の崩壊

教師不足と学力低下が進行中。

移民や難民の子供たちの受け入れが影響。

 

ドイツの現状は多くの課題に直面しており、

政府の対応が求められていることがわかります。

特に、産業の流出、インフラの老朽化、教育の問題が深刻です。

 

3.

なぜ「市民よりも難民を優先しているのか!」

難民問題の現状

難民の数は増加し続け、

教育や社会の様々な分野で困難を引き

起こしています。

昨年は24.4万人が難民申請をし、

別途105万人のウクライナ避難民がいました。

 

自治体の対応

庇護を提供する自治体は、

宿舎、衣食住、教育、医療、お小遣いまで、

難民の面倒を見ており、

受け入れ能力は限界を超えています。

 

政治家の反応

社民党の内相と緑の党の外相は、人道を謳うばかりで、

国境防衛には消極的です。

ショルツ首相は、問題を矮小化し、

具体的な答えを避けています。

 

市民の不満

難民にかかる費用は税金で賄われ、

難民の受け取る額は低賃金で働く

市民よりも多い場合があります。

これにより、国民の不満は高まっています。

 

4.

原発のことを「死んだ馬」呼ばわり

世論調査の結果

回答者の72%がショルツ首相は具体的な解答を避ける

と感じていますが、

首相は決断には慎重な考慮が必要であると述べています。

産業界の反応

首相の話には失望と怒りを覚えた人が多く、特に産業界からの

支持は低いようです。

 

原発政策の議論

Ifo研究所の長官や自民党などが原発の再稼働を提案していますが、

ショルツ首相はこれを拒否しています。

 

IAAモーターショー

ショルツ首相はIAAでの開会スピーチで、

ドイツの自動車産業の未来に

ついて楽観的な見解を示しました。

 

脱税事件への関与疑惑

ショルツ首相はハンブルク市長時代の

大規模な脱税事件への関与が

疑われていますが、捜査はまだ終わっていません。

ドイツは旧東ドイツ型の社会主義国家を

目指しているようです

しかし、旧ソ連時代とは打って変わって

今ではウクライナを支持するドイツは

ロシアとは敵対関係に追い込まれています。

 

5.

ドイツの危機はEUの崩落につながる

ドイツのエネルギー問題

ショルツ氏がエネルギーに関して経験のない

新興企業を重用していることに対する

不信感が広がっています。

 

メディアの影響

主要メディアがショルツ氏の問題を取り上げるかどうかは、

次期政権が保守に変わる可能性にも影響します。

 

国民の見方

国民は政府の動きを注視しており、

与党の支持率がさらに落ちると予想されています。

 

EUの未来

与党の支持率の低下はEUの崩落につながる可能性があり、

情勢は不確かです。

 

何か日本の現状と似ていますが

移民問題やエネルギー問題は

日本より深刻と言えます

日本としては今なら移民政策の見直しが

可能なところにいます

ドイツやヨーロッパでの移民問題が

クローズアップされているのに

まだ岸田首相は移民を推し進めるつもりなのでしょうか

それはそれとしてドイツ問題に戻りますが

はっきり言ってドイツが何を考えているのか

全くわかりません

こんな酷い政策を推し進める意図があるとすれば

国民の虐待が目的としか言いようがありません

中国経済が崩壊した今投資資金を回収できなくて

年金の支払いが厳しくなっているということだと

考えてしまいます。

それは日本も同じでしょう

もう一つの見方としてはまじめに環境や人類の未来を

考えた時に今までのやり方これでいいのかという

漠然とした疑問や不安があることも現実です

現状を維持したままこれらの課題をかいけつすること

もかなり難しい

あまりヒステリックにならず

革新的なものを求めないやり方が一番

平和的解決への近道と考えます。